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「孤独と不安のレッスン」

「孤独と不安のレッスン~よりよい人生を送るために」 鴻上尚史 著 を読む。(最近プチ鴻上ブームだなあ、わたし。)

図書館で借りて読んでこれはぜひ購入して保存版にしなければ、とおもう。
そのくらいすばらしい本。

「孤独と不安から、人は一生逃げられません。ならば「本当の孤独」と「前向きの不安」を生きましょう。「ニセモノの孤独」と「後ろ向きの不安」ではなく。」という一文からこの本は始まる。

よくいわれる「きみはひとりじゃない」というような言葉はうそくさいと思ってしまうわたしだけれど、この言葉にはふかく納得。

「ひとりはみじめ」「友達がたくさんいるのはいいこと」というのは、こどものころから刷り込まれている誤った考えであり(「いちねんせいになったら」という歌にそれは象徴されている)、「本当の孤独」はじつは人を成長させるものであるという。
どんな素敵な本を読んでもお芝居を見ても、それをひとりでかみしめる時間を持たなければその人のものにはならないと。

日本人は「世間様」という壊れかけた共同体の中に生きている、という言葉も印象的だった。
「世間様」は最終責任を取ってはくれない。最終責任を取るのは自分しかいないということも。

「他人」と「他者」の話もまた強烈。(「他人」はとおりすがりの人、「他者」は深いかかわりを持つ人、というような意味です。「他者」は喜びも孤独も不安もあたえてくれる存在)
「人間的に成熟していないひとは、人間関係での葛藤に耐え切れずつぎつぎと「他人」をつくりつづけ、「後ろ向きの不安」に振り回される」という言葉にぐっさり。それ、わたしだわ。

ほかにも珠玉のような言葉がどっさり。ぜひひとりでも多くの人に読んでほしい。
「ひとり上手な」わが息子にもよませたいぐらい。

ところで巻末に「朝日のような夕日をつれて」の冒頭に群唱で語られる詩(のようなもの)が載せてあるのだけれど、わたしはこの詩が好きで、一時期手帳に書いて持ち歩いていた。
「第三舞台」の原点ともいえるような詩ではないかと個人的に思っている。

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コメント

TBありがとうございました。
こちらからもさせて頂きます。

わたしも、この本は図書館から借りて読んだのですが、手元においておきたいと思いました。
そして、繰り返し読んでいきたいと思いました。
友人にもぜひオススメしたいと思うし、本当にいい本ですよね!

投稿: あくび | 2007年4月10日 (火) 20時51分

あくびさんこんにちはー

この本は後日書店にて購入しました。
保存版にしてことあるごとに読み返そうかと。

投稿: みいねこ | 2007年4月11日 (水) 10時33分

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