カラフル
「カラフル」 森 絵都 著
死んだはずの「ぼく」はとつぜんやってきた天使によって人間界に舞い戻らされる。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」。というよくわからない言葉によって。
なんでもぼくは前世で犯した悪事を思い出すために、1年間誰かのからだに「ホームステイ」しなければならないというのだ。
乗り移ったのは「小林真」という自殺したばかりの14歳の少年。
これがさえないヤツで、友達もいなければ勉強も運動も芳しくない。 おまけに父親は自己中で母親は不倫中。兄貴は意地悪であこがれの女の子は援助交際中。
しかし真として生きるうちに僕はいろんなことが見えてくる…
死んじゃったら帰って来れない。見方を変えればいろんなことが違って見えてくるのに…。そして死を選ぶことは人間として許されざる重罪なのに。
これはわたしが折に触れいろんな言い方で子供たちに伝えていること。それを子供にも読みやすいかるくやさしい文章でつづった物語。
お役人も「命の大切さを伝える緊急アピール」とかいう、魅力のない形だけの文章書いてないで(いぜん子供がもらってきました)、こういう物語のひとつも読ませればいいのにね。
☆☆☆☆
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コメント
こちらではおひさしぶりです。
この作品、わたしも好きです。
生きるということをとても分かりやすく書かれていてすごいなと思いました。
人気の作家さんですが、もっとおとなにも読まれてもいいかもと思いました。
投稿: あくび | 2008年6月30日 (月) 23時49分
あくびさま
いつもお立ち寄りいただきありがとうございますー
森絵都さんが児童文学の方ということはわりに最近知りました。
「カラフル」面白かったので、こんどは「DIVE!」を読んでみようかなと思っています。
あくびさんは読まれましたか?
わたしのここは、自分のための備忘録みたいなかんじのもので、あくびさんの丁寧かつわかりやすい本の紹介に比べると、なんとも不親切アンド投げやりだなあとおもうのですが、これからもこんなかんじで細々と続けて行きますので、たまに遊びに来てくださいね!
投稿: みいねこ | 2008年7月 1日 (火) 23時02分
「DIVE!」未読です…映画化されましたね♪
職場でも人気があるので、きっと、おもしろいと思われます。
わたしも読みたいと思っています。
こちらこそ、みいねこさんのレビュー、いつも分かりやすくて共感しています!
投稿: あくび | 2008年7月 2日 (水) 21時41分