わがまま
誰からも叱られたくない。でもつねに成長はしたい。
誰にも邪魔されたくない。でも人とはかかわっていたい。
仕事に振り回されたくない。でもお金はたくさん欲しい。
さてこれらの願いは両立するのでしょうか?
両立するはずのないものをねがっても、それはないものねだりと言うものです。
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誰からも叱られたくない。でもつねに成長はしたい。
誰にも邪魔されたくない。でも人とはかかわっていたい。
仕事に振り回されたくない。でもお金はたくさん欲しい。
さてこれらの願いは両立するのでしょうか?
両立するはずのないものをねがっても、それはないものねだりと言うものです。
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「下北サンデーズ」石田衣良 著
女子大生のゆいかは、小劇団「下北サンデーズ」の芝居にあこがれて劇団の門をたたく。
演劇経験のない彼女だったが容姿にも度胸にも恵まれていたため入団を許され、やがて看板女優の座を確保する。
しかし演劇だけではたべていけない役者たちは個々にメジャーデビューを狙い、成功するものも出始め、演出家も業界人と遊びあるいたりとだんだんバラバラになってゆく。
そんななか、ゆいかは劇団のためにメジャーデビューし、スターダムの座にのし上がろうとするのだが。
下北サンデーズはどうかわからないけれど、「おこさま企画」とか「たけのこホテル」とか、演劇好きにはたまらない実在劇団のパロディがたっぷり。石田衣良さんて小劇場好きだったんだ。
わたしはマニアではないのでわからないけれど、知ってる人が読めばもっと楽しめるんじゃないかな?
お話的には第三舞台の「リレイヤー」みたいな、小劇団の矛盾を描いた物語のわりに、ラストはまとまりすぎで(しかも事態はぜんぜん解決しない)釈然としなかったけれど。
ともあれ小劇団が食えないのは事実だろうな。
観客動員数1位を誇るキャラメルボックスさえ看板役者がバイトしたりしてるくらいだし。(数年前に存続の危機もあったなあ)。
☆☆☆
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石田衣良、角田光代、重松清、篠田節子、藤田宜永、唯川恵の6人の作家による、ワインにまつわる短編集。
好きな作家が多かったので読んでみた。(藤田さんと唯川さんだけは未読)気づいたらみんな直木賞作家だったんだけど。
それぞれに味があって面白かったけれど、やはり秀逸だったのは篠田節子さん。
フランスの見栄っ張りな大統領が世界各国の大統領を招いて晩餐会をするのだけれど、彼の政策に反対するとある一味に「ワインを人質に」とられてしまう…
ユーモアたっぷりで笑える。ワインを割る、といわれて慌てふためき、泣き喚く大統領がすごくおかしい。
あとは重松清さんがおもしろかった。せっかく夫婦二人の記念日にビンテージワインを抜いてしっとり祝おうと思っているところに、闖入者が現れてぶちこわしになり…
わたしも他人に急に来られるのがかなり嫌いな人なので主人公の気持ちがよくわかってどっぷり感情移入してしまった。
おいしい気持ちになれる一冊かな。
☆☆☆☆
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