「下北サンデーズ」
「下北サンデーズ」石田衣良 著
女子大生のゆいかは、小劇団「下北サンデーズ」の芝居にあこがれて劇団の門をたたく。
演劇経験のない彼女だったが容姿にも度胸にも恵まれていたため入団を許され、やがて看板女優の座を確保する。
しかし演劇だけではたべていけない役者たちは個々にメジャーデビューを狙い、成功するものも出始め、演出家も業界人と遊びあるいたりとだんだんバラバラになってゆく。
そんななか、ゆいかは劇団のためにメジャーデビューし、スターダムの座にのし上がろうとするのだが。
下北サンデーズはどうかわからないけれど、「おこさま企画」とか「たけのこホテル」とか、演劇好きにはたまらない実在劇団のパロディがたっぷり。石田衣良さんて小劇場好きだったんだ。
わたしはマニアではないのでわからないけれど、知ってる人が読めばもっと楽しめるんじゃないかな?
お話的には第三舞台の「リレイヤー」みたいな、小劇団の矛盾を描いた物語のわりに、ラストはまとまりすぎで(しかも事態はぜんぜん解決しない)釈然としなかったけれど。
ともあれ小劇団が食えないのは事実だろうな。
観客動員数1位を誇るキャラメルボックスさえ看板役者がバイトしたりしてるくらいだし。(数年前に存続の危機もあったなあ)。
☆☆☆
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コメント
同じ時になぜか同じ本を読んで感想upしててびっくりです♪
小劇場のパロディは面白かったですね。
でもラスト、消化不良…同感です…。
投稿: あくび | 2008年9月 6日 (土) 00時24分
わたしもびっくり。
あくびさんも舞台好きな人だし読んでるかもとは思っていましたが。
ラストは「枚数これだけって決まってるから強制終了」みたいなかんじですね。意外に多いかもですが、そういう本。
投稿: みいねこ | 2008年9月 6日 (土) 11時45分