« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

「症例A」

「症例A」 多島 斗志之

精神科医の榊は、前任の医師の死により、精神分裂症(らしい)とある少女を担当することになる。気分変動の激しい彼女に振り回されながらも診療を続けるうちに、さまざまな衝撃の事実があきらかになってゆく。

最近読んだ本の中でダントツにおもしろかった。
精神科医の話と、博物館での贋作疑惑をめぐる話が平行して語られ、やがてそのつながりが明らかになってゆく。

膨大な参考文献に基づいて書かれたまさに力作。圧倒的なリアリティ。
この作家ははじめて読んだけれど、相当な実力を持った人だと思う。ぜひ他の作品も読んでみたい。

しかし多重人格って不思議な病気。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「容疑者Xの献身」

「容疑者Xの献身」 東野 圭吾

ひさしぶりに東野圭吾を読んだが、やはりさすがの筆致でぐいぐい読ませる。
面白かった!
でもやはり偽装工作のために無関係な人を…というのは納得できず。ここまでされると不気味だし怖い。
しかしこれをキャラメルボックスでどう舞台化するのか興味がある。テイストがいままでのキャラメルとかなり違うので。

☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »