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裁判員、やりたい?やりたくない?

世間的には消極的な意見が多いみたいだけれど、わたしは時間がゆるせば参加してみたい。

人を裁くことが不安っていうのはあるけど、一人で裁くんじゃなくて話し合うわけだし、最終判断は裁判官がするんでしょう?
法律知識もないし感情的になる危険性もある…けど、
そもそもいままで専門家だけでおこなわれていた裁判に一般人を参加させる意図って、そういういわば「人間的な部分」を、裁判に反映させる必要もあるということなのでは??
もちろん裁判員である以上無責任な発言は出来ないし、より深く勉強したり事件について知識を深めたりする必要はあるけど。

というわけでわたしはけっこう積極派です。

ただ、おカミからの罰則付き命令、というやり方に関してはひっかかるな。

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「容疑者Xの献身」

キャラメルボックスの舞台「容疑者Xの献身」をみてきました。
ネタばれあり。とくに原作を読んでいない方は、下記は読まないほうがいいかと。













原作を読んでいたので内容はわかっていたのですが、原作以上に心を揺さぶられた舞台でした。
ふつう原作を読んでから映画なり舞台なりを見ると、たいてい裏切られるのですが、この作品に関してはべつ。
すごくよかったです!

なにより西川さんの演じた石神がすばらしい。
原作を読んだときには正直「こんなやついるかよー」と思ってしまったのですが、舞台の石神には感情移入してしまった。
靖子は石神にとって生きる希望そのものだったんだと。

天才的頭脳を持つ石神だけど、ひとの心に関してはまったくの無知だったといわざるを得ない。
たとえ彼の第二の殺人(これに関してはやっぱり受け入れられない)を靖子が知らされなかったとしても、彼女が石神のことを忘れて工藤と幸せになれるわけがないのに…
ラストの石神の慟哭が胸にしみます。

キャラメルとしては非常に異色な作品。でも結果としては大成功じゃないかな。
ファンタジー作品のときによくある不自然なハイテンションもなく、叫ぶこともなく、とても心にしみるいい芝居に仕上がっていたとおもう。
まさに新境地。

西牟田さん、とてもよかったです。ちょっとした表情の変化とかしぐさの表現がとてもゆたかな女優さんですね。

川原和久さん、刑事役が板についてて渋くて素敵でしたが、見せ場が少なくてちょっともったいなかったかな。

岡田達也さん、とてもよかった。素敵でした。
福山君と比べられることで(といってもわたしは福山のガリレオを知らないんですが。あくまで一般のお客さんにはね)、相当のプレッシャーがあったのではとおもうけど、ちゃんと彼なりの湯川になっていました。

とにかく、いい舞台でした。大満足!!

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「悼む人」

「悼む人」 天童 荒太

一面識もない死者を「悼む」旅を続ける青年、静人。
どう死んだか、ではなく、生きているあいだに誰を愛し、誰に愛され、どんなことをして人に感謝されたことがあるかだけを関係者に尋ね、そのことをもとに死者を悼み、覚えておこうとする。
次から次へと死者を探しては悼む旅をつづける彼を、他人はおろか家族でさえ理解しきれずにいろいろな摩擦を生むのだが、彼は旅をやめることができない。そんな彼を哂いつつ、疑いつつ、惹かれていく人間たちが現れて…。

読み終わったあと心に深くのこる何かがある。
重い、人間のこころの深淵にふれるような物語。
とくに、妻に「殺された」男、甲水朔也が印象的だった。

たぶん誰の心にもほんのすこしだけ、静人はいるんじゃないかな。
だから人はかれに惹かれてゆくんだと、今日もテレビで流れる痛ましいニュースを聞きながらおもった。

☆☆☆☆☆

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