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「風を継ぐ者2009」

観てきましたー。
この作品はキャラメルの時代劇の中で一番くらいに好きな話なのですが、今回も期待を裏切らず。というかパワーアップしてたようにも感じるくらい。
すっごく面白かったー!

今回のヒットはなんといっても畑中君の沖田。
明るくて人なつっこいこどものような沖田と、舌なめずりせんばかりの表情で人を斬りまくる狂気の沖田との二面性がみごとに演じられていました。
もともと好きな役者さんではあったんですが(←童顔に弱い)、今回で一気に注目度アップです。
っていうか惚れたしハート達(複数ハート)
DVD買っちゃおうかしら…
 
左東さんの立川迅助もすごい好きでした。初演の今井さんの迅助をほうふつとさせる、ひたすらまっすぐでひたむきで不器用な迅助。

キャストが発表されたときに唯一心配していたのは何を隠そう三浦君なんですが…。
意外によかったです。(←失礼)。どっしりと貫禄のある、ちゃんと三浦君なりの土方になっていました。
まあわたしのなかでは土方は永遠に上川さんですけど、彼と比べるのはあまりに酷というものですからウッシッシ
女優陣はやはりさつきさんが安定感があってよかったなあ。
岡内さんの美祢さんは凛とした雰囲気が役柄にあってはいたけれど、いまいち存在感が薄かったような。
やっぱり基本は「男がかっこいい」芝居なので、仕方ないですね。
しかしこの芝居は再再演なんだけど、わたしにとってはどうしても初演のほうが印象が強くて、どうしても初演のキャストと比べてしまいます。
いずれにせよ大満足の舞台でしたー! 経済的に余裕があればリピートしたいぐらい。

P.S ロビーにある「役者出演情報」に上川さんの名前がないのを見て、また少し悲しみが再燃しました…


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結婚って

浅野忠信さんとcharaさんが離婚されたとか。
おふたりのことはまあほとんどまったく知らないのですが、そのことにちなんで最近思っていることを。

結婚って、お互いにすこしずついろんなことをあきらめなくちゃならないってことだと思う。

とくに女性にとっては、子育てや家事などにかなりの時間をとられるから、それをちゃんとしようと思ったら、どうしたって仕事をセーブしなきゃならなくなる。
いったん家庭に入ってしまったりすればなおのこと、年月の経過とともに仕事の勘やモチベーションは落ちていくし、再就職も難しくなってゆく。
男性だって今の時代、独身時代と同じようには働けないし。

だから才能ある男と女が対等な立場で結婚生活を続けるというのは、そうとう難しいことだなあと思う。
というわけで、芸能人が離婚するのはある意味しごく当然な話だよなあと。

いい結婚ってなんだろうね。
やっぱり夫婦ともにワークライフバランスがうまくとれてて、お互いを尊重しあえてればいいのかな。
それで、子供に親の手助けが必要なときにはちゃんと手助けできて。
その両立がむずかしくてみんなじたばたしてるんでしょうが…。

あ、べつにわたしが離婚したいとかそういうことではまったくないのであしからず。
ちょっと自宅の維持管理にうんざりはしてるけどsad

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「赤朽葉家の伝説」

「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹

鳥取県西部の紅緑村(べにみどりむら)を舞台にした母娘三代に渡る大河小説。

ひとりめの主人公は、語り手の祖母、万葉。
終戦のすこしまえに、「辺境の人」とよばれる山脈に隠れ住む流浪の民がおいていった赤ん坊である。
未来視の能力があり、地元で代々製鉄業をいとなむ旧家「赤朽葉家」に嫁ぐ。

その娘毛鞠はあらぶる丙午の生まれ。山陰地方一体のレディースをとりしきるつわものに成長するも、とつぜん漫画家としての才能に目覚める。

そしてその娘瞳子。じぶんについては「語るべきことは何もない」といいつつ、彼女は祖母と母の残した謎を解明するために奔走する。

膨大な参考文献に支えられて書かれた、壮大なスケールの物語だった。
一番心引かれたのは「最後の神話の時代」万葉の物語。
自殺者が出ると「トコネン草」を燃やしてそれを合図に「辺境の人」たちが遺体を処理にくる話とか、「おとこおんな」だったみどりの兄の悲惨な最期とか、
ひとむかし前の、でもいまからたった50年ほどまえの時代の地元の風習や文化がありありと描かれていておもしろかった。

つらい話もあるのだけど、どこか明るい語り口で読み進められる。

製鉄所の職工、豊寿が素敵でした。この時代にうまれてこんな人と一緒になれたらよかったなあなんてちょっと夢想…

桜庭さんはお初なんですが、「私の男」の雰囲気から抱いていたちょっと軽いイメージは一掃されました。超大作です。ほかの作品もぜひ読んでみたい。

☆☆☆☆ 

それにしてもわたしは二人目の主人公と同い年なんだけれど、この世代全部が暴れ馬みたいな書かれ方なのにはすこし抵抗が…。

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「贋作師」

「贋作師」 篠田 節子

「生き過ぎた」という遺書を残して自殺した画家。
かれの遺作の修復を依頼された修復師の成美は、その画家の死、そして彼の弟子にして成美の美大時代のライバル、慧の鉄道自殺の真相を知るために行動するのだが…というミステリー。

篠田節子さんは好きな作家の一人で、しかもいままでたぶん15冊以上は読んだけれども1作たりともハズしたことがない。
しかしこの作品は残念ながら好きではなかった。

グロい。グロすぎる。
修復作業の描写の細やかさや、息をもつかせぬストーリー運びで読むものを引き込む力はやはりさすがですが。
愛の物語ではあるのだけれど。
ホラー、スプラッタ系が得意な方にはおすすめかな。わたしは苦手です。

☆☆☆

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「葉桜の季節に君を想うということ」

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午

このタイトルから想像するとしたらどんな内容を思い浮かべますか?
はっきりいってその想像は完璧に裏切られるとおもいますが。

一筋縄でもふた筋縄でもいかないミステリー。ラストは度肝を抜かれます。
いままで読んだミステリーでは味わうことのなかった驚き。そして、共感。
とくに最近自分がばくぜんと感じていたことがぴたりと言い表された感じがする。

いろいろな世代の人に読んで欲しい力作です。
ほんとは☆5つとしたいところだけど、人が情け容赦なく死にすぎるところが好きになりきれないのでマイナス1。

☆☆☆☆

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「歳月」

「歳月」 司馬遼太郎

たまたまつけたNHKの番組で、日本の司法制度の祖、江藤新平の物語を放映していたのを見て、この人物に興味を持ち、読んでみる。

佐賀の非常に貧しい下士の家に生まれ、3度の食事もままならぬような暮らしをしていた江藤は、やがてその類まれなる頭脳と才覚をもって司法卿にまで登りつめ、司法制度の骨格をつくる。
そして所詮は幕府に取って代わって薩長が私物化していた政府をただし、その正義感から非道なふるまいをしていた要人を断罪するも、征韓論に敗れて佐賀へ帰る。

かれは薩摩の大久保利通によって、法律を無視した死罪になり(このあたりがもと司法卿としては非常な皮肉)非業の最期を遂げるのだけれど、ほんとうに新政府転覆をたくらんでいたとは思えない。
むしろ、不平士族を持って反乱を起こすのではないかという「疑い」だけで、新政府に先制攻撃を仕掛けられ、あれよあれよというまに転落せしめられたという気がする。

ものすごく頭のいい、しかし今風に言うと「空気の読めない」ひとだったという印象でした。
それにしても、なにより日本のことを一番に考えていた人だなあと。自分の保身や個人の幸せなどよりも。
幕末や維新のころにはこういう人物が数おおくいますね。

しかしこれをよんで、薩摩の大久保利通がかなり嫌いになりましたね。(司馬さんも文章の中で徳川家康と大久保利通ぐらい、その功績の割りに好かれていない人物もいない、というふうに書かれていますが)

☆☆☆☆

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わくわくの種

最近わたしは庭で野菜を育てています。田舎なので庭だけは広い。
いま収穫できるのはきゅうり、ピーマン。プチトマトも色づき始めました。どれもみずみずしくておいしいー
ささやかな数ではありますが、それでもお弁当の一品や、酒のつまみの彩りくらいはりっぱに役目を果たしてくれるのです。
じゃがいももぼちぼち収穫できるし(葉が枯れたのを試しに掘ったらちっちゃかったけどwobbly)、とうもろこしも穂が出てきたし、ちびちびなすもみつけた。

わくわくの種は、自分で蒔いて090628_101030 090615_084747 育てなきゃね。

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